エルルゥの晩御飯第二章

 例の福引から数日後。
 わたしと姉は家のリビングで当選のメイドロボについて話をしていた。
 
「へー。御当選って言っても、メイドロボが本当に貰えるわけじゃないんだねえ」

 姉はあのとき福引のおじさんから受け取った目録に目を通しながら言った。
 その目録に今回当選した商品の内容や条件が全て記載されている。
 わたしも既に何度か読んだ。

「高性能メイドロボは、家ひとつ建てられるくらいの価格だから。
 そう簡単に貰えるはずないよ」
 
 福引のおじさんはおおげさに演出してくれたけどね。
 あのときわたしが当選したのは、”超”特別賞。
 来栖川製新型メイドロボを一週間自宅で使用できる権利だ。
 その代わり商品を使った感想や一緒に生活した記録と情報を製造元のメーカーに提供しなければならない。
 いわゆるモニターテストというやつだ。
 
「それに、ほんとに貰ったって困るんだけど」
「どうして?」
「だって、メイドロボが高いのは購入費用だけじゃないから」

 いわゆる運用費、維持費だけでも相当な金額になる。
 しかもメイドロボの最新型は、ソフトウェアのメンテナンスに専門のエンジニアが必要だ。
 手間も金も掛かる。
 一般の家庭で高性能のメイドロボを所有することは現実的に不可能だと聞いている。

「明日、メイドさんが来るんだよね? あー、なんだか緊張する」

 姉は当選が決まってからずっと落ち着かない様子だった。

「おおげさだよ」

 落ち着かない姉をたしなめながら。でもわたしもちょっと緊張してるかもしれない。
 なにしろメイドさんだし。
 いったいどんな人が……もとい、どんなロボが来るんだろうか。

 そして当日。
 約束の5分ほど前の時間に玄関のベルが鳴った。
 姉が立ち上がって玄関へと向かう。暫し待つ。
 そして連れ立ってリビングに姉と彼女がやってきたのだ。  

「わ。」
 
 すごく、綺麗なひと。そしてメイドだった。確かにメイド。

「ほんとにメイドだし」

 思わず呟いてしまった。
 普通の生活の中では、まずお目にかかることはないであろう完璧なメイド服。
 まごうことなきメイドさんが、わたしの家のお茶の間に立っている。シュールだ……
 その格好で往来を歩いて来たんだろうか? と、わたしは余計な心配をする。

「か、かわいいねぇ」

 メイドさんをみつめる姉が、微妙に頬を染めて呟いた。
 まあ、たしかに彼女はかわいい。
 でもその反応はなにかがおかしい。

「はじめまして。わたくし、正式名称HMX−17a。 来栖川より派遣されてきましたメイドロボです。
 商品名は『イルファ』と申します。差し支えなければその名でお呼び下さい」
 
 かわいいメイドさんは、そう自己紹介すると頭を下げて一礼した。
 その瞬間、わたしは何故か胸がざわついた。
 少し不安な気持ち……何故なんだろう?



「ご主人様登録?」
「はい、そうです」

 リビングに通されたメイドさん……もとい、イルファさんは、
 まず姉が出したお茶を丁重にお断りして(メイドロボは基本的に食事が出来ない。わたしもこの時はそれを忘れてた)
 ひとつの提案を始めた。
 
「はい。まず始めに、ご家族の中の誰か一人にわたしのご主人様になって欲しいんです」
「ご主人様ねえ」
  
 メイドロボにとっての”ご主人様”について。
 イルファさんは丁寧に説明してくれたが、わたしも知識としてはだいたい知っていた。
 本来は人間の命令を聞くことで行動するメイドロボ。
 お茶をくんでくれ、とか掃除してくれ、とか。 
 でも、たとえば一度に二人の人間がメイドロボにそれぞれ違う命令を同時に出したら? 
 どちらを選ぶか即座に判断が下せなかった場合、そのジレンマに陥ったメイドロボが思考停止、またはエラーなど起こすこともありうる。
 ご主人様登録というのはその問題を避ける為に考えられた、命令の優先権を使用者ごとに事前に登録しておくシステムだ。
 上位のご主人様の命令が優先。そう考えれば、多くの場合メイドロボは悩まなくて済む。

「もっとも、最近のメイドロボの知能はその欠点をほぼ解決していますけどね」

 しかし、それでも多くのメイドロボはご主人様を登録することを自ら望むという。
 或いはメーカーもしくはユーザーの思惑がそうさせるのだろう……というのはさすがにひねくれた考え方なんだろうか。

「やっぱりメイドに生まれたからには、ご主人様がいてくれなくちゃ寂しいですからね」

 そして当のメイドロボであるイルファさんはそう言って笑うのだ。
 生まれたって表現はなにか違うと思うけどな。

「というわけで、どなたがご主人様になって下さるのでしょうか?」
「えーっと……」

 そういわれても。
 イルファさんを囲んで家族4人で顔を見合わせる。
 この中のだれがご主人様になるの?
 わたしたち家族の間で少しばかり話し合う。
 父は仕事で大半は家に居ないから、という理由で辞退。まあ、これは妥当。
 母は機械の扱いが苦手だから、と言うが。
 いや……これは機械じゃないから、メイドだからと説明しても母は絶対に話を聞こうとはしない。
『だってわたし、携帯も使えないし、ビデオの録画もできないんだから……』と、母はそう言って譲らない。
 それはそれで確かに問題だとは思うけど……まあこれも仕方ないのかな。
 そして残った候補は私と姉。

「はい」
 
 姉が手をあげた。

「じゃあ、郁乃がやります」

 ちょっと待て。
 手を挙げて、てっきり自分からやってくれるものだと思っていたけど、姉はあっさり問題をわたしに放り投げた。  

「なんでわたしなの?」
「だ、だって、『ガラぽん』廻したのは郁乃だし」

 ……あんなの廻すんじゃなかった。 
 それが理由でまさかメイドロボのご主人様にならなくちゃいけない、なんて誰が想像出来る?

「郁乃さんは、わたしのご主人様になるのは嫌ですか?」

 家族の相談をずっと横で聞いていたイルファさんが横から口を挟んだ。
 わたしの瞳をじっと見つめながら。少しだけ不安そうだった。
 そんな目をしないで欲しい。

「もしかして、わたしが中古だから気に入らないんですか?」
「いや、別にそんなの気にしない……っていうか、中古ってなに?」
「すみません、わたしの経歴ですけど、メーカーからの直接出荷ではないんです。
 テスト稼動や実地訓練で使用された身ですし。
 それに他のご主人様に仕えていたこともあります」

 それは初めて聞いたなあ。

「たしか最新型って聞いてたけど」
「そうですよ。まだ通常販売されてない、プロトタイプです
 でも試験運用とか……他にもいろいろありまして」

 ふーん。
 よくわからないけど、まあそういうこともあるか。

「多くのご主人様は、自分のメイドロボが以前他のご主人様に仕えていたことを好まないんですよね。
 やっぱり女とタタミは新しい方がいいんでしょうか??」
「いや。そんなことは知らないけど」

 そういうのは独占欲みたいなものだろうか。
 そりゃあメイドがご主人様第一じゃなきゃなにかと格好がつかないかもしれないけど。
 わたしには関係ないな。それどころか、あまり深入りしたくない。
 だって、たった一週間で終わる付き合いだし……

(そっか。一週間だけなんだっけ)

 まあ、そう思えば別になんでもいいか。
 わたしがご主人様になっても、すぐ終わりだ。

「じゃあいいよ。わたしがご主人様で」
「ありがとうございます」

 わたしの返事を聞いて、イルファさんはにっこりと微笑んだ。

「それでは、今日から郁乃様はわたしのご主人様です。
 どうか末永く可愛がってくださいね?」
「……」

 いや。たった一週間だって。 
 まあ、こうしてわたしはイルファさんのご主人様になった。
 それは今思えばうかつな判断だったと思う。とてつもなく。



 そしてわたしたちとイルファさんの生活が始まった。
 メイドと生活して、メイドとテレビ見て、メイドと食事……は食べないけど。
 シュールだ。
 とはいえ、わたしにとってイルファさんは、メイドロボとかメイドというよりも、
 近所の気さくなお姉さん……という印象だった。
 確かに礼儀正しくはあるはずなんだけど、けっこういい加減なところもあって。
 あっというまに両親や姉とも打ち解けて、まるで昔からこの家に住んでるみたいに生活に溶け込んでいる。 
 けど……
 そのイルファさんが。
 今リビングでのんびりと頬杖をつきながら、時代劇の再放送を眺めているのだ。 

「これでメイド?」

 これが来栖川が世界に誇る、新世代AI搭載最新式メイドロボなの?
 頭が痛くなってくる。

「あら、郁乃様。なにか御用でしょうか?」
「用っていうか……なにさぼってるの? メイドのくせに」
「だって、特にやることが無いですから」

 メイドさんはそう呟くと、手元にあった女性週刊誌(お母さんのだ)をゆったりとめくっている。
 その光景にはメイド服が不似合いすぎる……

「お母さんのやってる家事とか手伝えばいいじゃない」

 お母さんは今も奥のキッチンで今日の夕飯の仕込みをしている。
 奥さんが働いてるのに、のんびりしているメイドなんて聞いたことない。

「それは駄目です」

 しかし、イルファさんはすぐに首を横に振った。

「なんで?」
「それは、お母様がやりたい仕事です。
 本当にいいメイドは、むやみに人から仕事を奪ったりはしないものです。
 わたしも他人に仕えてみて、そう知りました」

 メイドさんはにっこり微笑んでそう言った。
 んー、そうかなあ。
 まあ、たしかにお母さんは料理が好きだし、
 それに高性能のスーパーメイドロボが全部仕事をやったんじゃ、家庭の不和も起きるかもしれないけどさ。
 でもいま肩肘ついただらけた姿勢でテレビを見ながら女性週刊誌をめくっているイルファさんは、
 どこをどう見てもだらけた中年主婦そのものだ。
 あらゆる意味でメイドらしさが足りない。
 
「でも、なにか郁乃様がわたしに望む仕事があったら是非言ってください」
「いや、それはいいから
 意地悪言ってごめん。別に無理に働かなくてもいいから」
 
 わたしもイルファさんが無能だとは思ってない。
 いままでほったらかされてた倉庫を片付けたり、庭の掃除をしたり。
 自転車のサビ落としをしたり、傾いでいた窓や扉を修理したり。
 そういった面倒で誰もやらなかった仕事を、片付けている。
 わたしたちが気付かないうちに。
 そのあたりは、さすがだと思うんだけどね。

「それよりもです」

 と、不意にイルファさんは真顔になって立ち上がる。
 そしてわたしのすぐ隣に強引に腰掛けた。

「な、なに?」

 なんでわたしのすぐ隣に?
 しかも、椅子を寄せてわたしとの距離を詰めようとする。
 肩が軽く触れる。彼女の髪がわたしの肩にかかるほど、その顔が近い。

「郁乃様」
「な、なに……?」
「これからわたしのことは『イルファ』って、呼び捨てにしてください」
「なんで?」
「だって、わたしのご主人様じゃないですか」

 なんだそりゃ。
 理由になってない。

「ご主人様だと、名前でよばなきゃいけないの?」
「だって、ご主人様がメイドにさん付けなんて、おかしいです」

 まあそうかもしれない。しれないけど……

「さあ、愛を込めて呼んでください。『イルファ』って」
「……」

 そう言ってイルファさんは芝居がかった動作でわたしに向かって両手を差し伸べる。
 おもいっきりわざとらしい。
 そういう誘い方をするから、こっちも名前を呼びたくないんだけど。
 
「やっぱり……嫌」

 こういうのははっきり断るべきだと思った。
 イルファさんがこの呼び名にこだわるのは、きっと彼女なりの意図があってのことだ。
 そこを譲歩すると彼女との距離感を保てない。
 
「そうですか……残念です。
 ご主人様に、名前で呼んでもらえるのはメイドのささやかな楽しみのひとつなんですけどね」

 呟くイルファさんは、しかし今までどおりの笑顔を崩さない。
 これくらいで動じてないのか。でももしかすると気を遣われたのかもしれない、とふと思った。

「えっと……わたしも年下だから、名前で呼ぶのは勘弁して欲しい」

 さすがに冷たい言い方だけで終わらせるのもなんだから、一応の理由を言っておく。
 イルファさんが年上というわたしの認識が正しいのかどうかは分からないけど。
 でも彼女がわたしより年下だと思うことは、あらゆる意味で厳しい。

「ご主人様がそうおっしゃるなら当然従います。メイドですから」

 そして、わたしにはイルファさんがそう言ってくれるのがなんとなく分かっていた。
 しかもわたしが言わせたようなものだ。それを少しだけ……いや、だいぶ申し訳なく思う。
 
「そうだ、お腹すいてませんか?
 わたし、郁乃様にちょっとお菓子を作って差し上げたいんです」

 唐突な申し出だった。

「お菓子?」
「はい。食べてみたいお菓子。もしあったらなんでも言ってください。
 大抵のものは作れますよ?」

 好きなお菓子がなんでも食べられる。
 そう言われて心が動かない女の子がいるだろうか。
 プリンでもシュークリームでも、なんでも食べていいの?
 タルトでも、メロンパンでも?
 しかもイルファさんならかなり美味しい物を作ってくれそうではある。

「べ、別にいいよ。そこまでしなくても」
「いいじゃないですか。
 わたしもメイドなんですから、何かご主人様のお世話がしたいんですよ」
「じゃあ、えっと……」

 一度だけ断ったけど、素直な欲望には勝てそうもない。 
 すでにわたしの心の中にいくつもの夢のお菓子の姿が浮かんでいた。
   
「もし出来るならスコーンとか、食べてみたい……かな」

 いくつかの候補を順に消していき、最後に残ったお菓子がそれだった。
 わたしの返事を聞いてイルファさんはにっこり笑った。

「スコーンですね。お安い御用です。
 イギリス風にしますか? アメリカ風がいいですか?」
「え? えっと……」
「簡単に言うと、プレーンのスコーンにジャムやクリームを塗るならイギリス風。
 スコーンの中にフルーツなどを入れるならアメリカ風ですね」
「じゃあ、イギリス風で」
「了解です」

 イルファさんは爽やかに微笑むと、『買い物に行ってきます』とカバンを取った。
 
「いいお店を知ってるんです。
 クロテッドクリームと苺ジャムのスコーンを作りますね。すぐ帰ってきますから」
「うん」 

 スコーンというと、日本では例のスナック菓子のCMが有名すぎて、ああいうお菓子だと思っている人がほとんどだと思う。
 でも本来のそれは、パンとクッキーの中間のような柔らかい焼き菓子だ。
 こういったスコーンは焼きたてをすぐ食べなければ美味しくないという。
 わたしも焼いたばかりのスコーンを食べたことはない。
 
(楽しみだなあ……)
 
 人知れず緩んでしまった頬に気が付いて、わたしは顔を引き締めた。
 こんなとこ、人に見られたくはなかった。 
 とくにあのメイドには絶対。



 イルファさんは約束したとおり、すぐに帰ってきてお菓子作りを始めてくれた。 
 わたしはリビングでテレビを見ている振りをして、イルファさんがキッチンで働く姿を盗み見ていた。

(綺麗だな……)

 イルファさんはすごく美人だけど、ただ立ってるだけの時よりもこうして家事をしたり、
 料理や掃除をしているときの方が綺麗に見える気がする。
 それがメイドとしての作法とか、技術なのかもしれないけど。
 パイ生地をこねて広げる手際がとても滑らかだ。 
 こうして見ると、おちゃらけメイドロボの背中でも、なんだか頼もしく思える。
 やがてスコーンを焼くときの、すごくいい香りがキッチンから漂ってくる。
 クッキーもそうだけど、わたしは焼き菓子を作るときのこの香りがたまらなく好きだったりする。  
 
 ふと、前触れもなく振り向いたイルファさんと目があった。
(あ、) 
 
 わたしはなんとなく恥ずかしくて、テレビを見るふりをして視線を外した。
 イルファさんはこっちをみてにこにこ笑っている。
 きっと、わたしが見ていたことに気付かれているだろう。
 いや、べつに気付かれても問題無いはずなんだけど
 
(なんで、隠れちゃったんだろ……)

 しばらくこっちを振り返っていたイルファさんはまた作業に戻る。
 しばらくすると、イルファさんは肩を揺らしながら鼻歌を歌いだした。

「スカートひらひらメイドさん〜〜♪ エプロンドレスのメイドさん〜〜♪」

 ……意味不明だ。
 メイドさんは楽しそうに怪しい歌を歌いながら踊るように肩を揺らし、お尻を振っている。
 なぜお尻を振る必要があるのか……
 おそらく、なんらかのパフォーマンスなんだろうが。

(なんなんだろうね。このメイドさんは)
 
 今のわたしには、ただじっとメイドさんのパフォーマンスをじっと見つめるしか術が無かった。
 さすがに最新型メイドロボだけあって、なんとなくお尻の振り方も優雅だね……

「って、何を評価してるんだか……」 


 
 やがて完成されたしたスコーンが紅茶の湯気と共に運ばれて来た。
 イルファさんは丁寧な動作でお茶とお菓子をテーブルに並べてくれた。
 食器もスプーンもピカピカに磨かれた高級品だ。
 家で使われたのは一度も見たことが無い。多分イルファさんが家に来るときに持ち込んできたものだろう。

(雰囲気が出てるなあ)

 まるで一流のレストランでデザートを頼んだ気分。
 プロのメイドさんがやってくれるだけでこうも雰囲気が出るものか。 

「さっきは何してたの……?」
「いえ。せっかくご主人様が見ていてくださったものですから、なにかサービスを、と」

 やっぱりか。

「まあ、退屈はしなかったけどね」
「楽しんで頂けて嬉しいです。
 おはようからおやすみまで常にご主人様を楽しませていきたいと、メイドは考えております」  

 やりすぎだってば。なんでそこまでするの? 
 そこまでするのも、やっぱりわたしが”ご主人様”だからなんだろうか。
 わたしにはますます彼女のことが分からなくなってくる。
 ご主人様って、彼女にとっていったいなんなんだろう?

「お菓子の出来はいかがでしょうか?」

 苺ジャムをたっぷり塗ったスコーンを口に入れる。
 焼きたてのスコーンはサクサクと香ばしい。
 甘酸っぱい苺ジャムとすごく相性がいい。

「美味しい。すごく」      

 イルファさんはそれを聞くと、今までにない無邪気な笑顔で笑った。

「幸せです」
「な、なんで?」
「ご主人様が、美味しいって言ってくれたからです」
「……」

 綺麗なメイドさんは、そう言ってわたしに新しい紅茶を注いでくれるのだった。
 そして、わたしはその笑顔と言葉でまた不安な気持ちになるのだ。
 ……何故、わたしはこんな気持ちになるんだろう? 
              上に

   以上が『メイドロボ・当選しました 第二章』です。読んで下さった方が居ましたら、ありがとうございます
   次回がおそらく最終章になるかと思います。
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